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東西若手落語家コンペティション2008 第2回 [寄席・落語会]

先日の日曜日、東京・内幸町ホールで行われた
大阪と東京の若手落語家さんたちによるコンペ。
同じ日に5人が高座にあがり、観客からの投票によって
その日一番面白いと思った人が優勝となります。
年に5回同様のコンペが行われ、翌年2月には
優勝者のみが参加できるグランプリが開催されます。
それで日曜日の第2回目のコンペでは、
ご贔屓の桂よね吉さんが優勝となりました。

でもその日の演目が、よね吉さんと三遊亭司さんが同じ演目でした。
通常の落語会ではネタがかぶることはありえませんが
コンテストという場であることと、はじめからこれをやるつもりで
お囃子さんと打ち合わせをしていたことから、
先に「七段目」を発表した司さんと同じ演目を決めたんだと思います。



同じ演目をかけて破れた司さんのファンの一部が、
よね吉はズルいとかフェアじゃないとか言い出して・・・
挙句に、落語は一番二番決めるもんではありません、とまで言い出して
それはファンが本人の投稿にコメントするべき言葉ではないと思います。

優劣をつけようと思って開催した会ではないでしょう。
東西の笑いを混ぜて盛り上げることで落語界も盛り上げようという
そういう主旨も含まれての開催だと思うのです。

だから、優劣つけるな、などの意見は
ごひいきにしている落語家さんのブログに書くんではなくて
主催者側に直接言うべきで、
納得できないなら主催者側の意見も聞いたらいいんです。
それをご贔屓の落語家さんのところに「応援のつもり」で書くなんて
その落語家さんだって心持悪いでしょうに・・・。

決して、よね吉さんはズルいことをしたワケでもないし
アンフェアなコンペティションではありませんでした。
よね吉さんは観客席に向かって、わたしに一票を、とお願いもしてないし
こうしたら笑ってくださいねなんてこともしていません。
くじ引きで、2番目を引いたかトリの5番目を引いたかの
ただその運で決まってしまったんだと思いますよ・・・。

同じ演目を発表するよね吉さんだって勇気要ったでしょう。
落語会ではありえないネタかぶりですから。

けれど、よね吉さんがそれを選ぶことを感じていながら
同じ演目を先に書いた司さんご自身が、
「同演目での対決を願っていた」んではないかなぁと感じています。

まあ、ともかく自分が応援していた落語家さんが
あの日一番面白いという票を獲たわけで。それ以上でも以下でもありません。

ヤケ酒もあったようですが、これをバネに練りこんでいって欲しいです。

よね吉さんは、来年2月のグランプリに参加予定なので
更に力をつけて魅せつけて欲しいです(*^-^*)
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