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不動坊 [は]

「不動坊」
 長屋連中の憧れの女性・おたきさんが未亡人になりました。

 旦那は役者・不動坊火焔。旅回りをしていて急死したらしいが
 借金をこさえていたのでおたきさん1人ではどうにもならず、
 借金を肩代わりしてくれるなら輿入れするということで
 長屋の男・吉坊と一緒になることに決まりました。

 おたきさんと一緒になれるってんで嬉しい吉坊が
 風呂屋で浮かれている姿を友達にみられてしまいます。

 内緒にしていたわけではないが何も知らされていない友達は
 これが面白くない。皆でおたきさんに憧れていたから、
 吉坊に嫌がらせをして別れさせようという嫉妬心が芽生えます。
 風呂屋で浮かれた様子を目撃した友達は
 長屋へ帰る道すがら、1人の落語家に出会います。
 そして幽霊の真似をして欲しいと頼み、連れてきます。

 亡くなった不動坊火焔の幽霊として吉坊を脅かすことになり
 落語家さんの指示で、
 ポーっとした青い火をこさえるのでアルコールと、
 それからドロドロドロドロ・・・という太鼓、
 体を宙に浮かせるため太い縄を用意することに。

 首尾よく準備はすすんだかにみえましたが、
 アルコールを買ってくるよう頼まれた男は「あんころ」を、
 太鼓を用意するよう言われた男は、ちんどんや全員を連れてきて
 あんまりにぎやかなものだから吉坊のほうから、
 男たちが吉坊を脅かす予定の台所付近にやってきました。

 怖いものだから大きい声で「誰だ!?」と吉坊。
 「不動坊火焔の幽霊だ。四十九日も過ぎぬのに嫁入りするとはうらやましい」
 「うらめしいだよっ」と男たちに突っ込まれながらも
 吉坊との会話を進めようとする時、
 吉坊が落語家さんの着物の裾をひっぱりました。

 男たちがドヤドヤと屋根から落ちてきて、正体がバレてしまいます。
 そして吉坊が怒り出した時、あんころを買ってきた男が

 「ほら、あんなに熱くなった」

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