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死神 (鶴瓶版) [さ]

【死神】
 妻に逃げられ、仕事をクビになった男が死のうと思いつめ
 クビをくくろうとするがうまく行かず、身投げをしようにも
 河が浅くどうにも死ねない。足の裏に砂利がくっつき痛い。
 ああ痛い、痛い、と嘆いていると一人の女が目に入った。

 「あんたは死なないよ」とその女は口にした。
 聞けば女は死神で、男は90歳まで生きる、と言う。
 でも仕事が無く妻子に逃げられた男には生きる希望が何もない。
 死にたいからどうにかしてくれ~と頼むが、断られる。
 ここで死神、何があったのかと聞いてきたので
 妻子が逃げてしまったことと、仕事をクビになった原因を話した。

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タグ:鶴瓶

里帰り [さ]

「里帰り」
 ある夏の日、嫁に行った娘・はるが帰ってきました。

 盆でも正月でもないのになんで帰ってきたのか、
 よく暇もらえたね、という父親に、
 
 「二度と向こうの家には帰らないつもりで黙って出てきた」

 と打ち明ける娘に対し、帰りなさい、好きで嫁いだんだから
 お前が我慢しないといけないよ、と諭します。

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タグ:柳昇

七段目(=芝居道楽) [さ]

「七段目」
 芝居に夢中の、大店の二代目・若旦那。
 毎日同じ芝居を観に行く様子に呆れ怒る父親が
 芝居帰りの息子を呼びつけ叱ります。

 が、帰ってきて早々、怒鳴り声をぶつけられたので面白くない若旦那は
 意固地になって芝居かぶれたまま父親に相対します。

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尻餅 [さ]

【尻餅】
 年の暮れになると、長屋ではアチコチで餅をつくが、
 あっちの家はいくつついた、こっちはまだだ、と密かに競い合う時代。

 貧乏でもち米も買えない家のおかみさんが、少しでもいいから
 お餅をついて欲しいと亭主に頼んだところ、
 「オレが餅つき屋になるから、夜中にオレを起こせ」
 と無茶苦茶なことを言い出した。

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タグ:吉弥 歌丸

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